📋 この記事で取り上げる事実
- 歌手の森進一が29日放送の「徹子の部屋」で、これまで会社員とされてきた次男がミュージシャン「はてな」であることを初めて公表しました。
- 「はてな」のデビュー曲「夢?」は、2020年にアニメ「体操ザムライ」のエンディング曲として発表され、後に大谷翔平選手が自身の登場曲として使用していたことが明かされました。
大谷翔平の登場曲、作者は森進一の次男だった!父が明かした謎のアーティスト「はてな」の正体
2022年のMLBシーズン、エンゼル・スタジアムに響き渡ったある楽曲が野球ファンの間で話題となりました。打席に向かう大谷翔平選手を鼓舞するその曲のアーティストは「はてな」。プロフィールは「会社員をしながら音楽活動をする正体不明のアーティスト」ということ以外、すべてが謎に包まれていました。一体誰が、この心を揺さぶる音楽を作っているのか。その疑問は、2年の時を経て、思わぬ形で解き明かされます。
2024年7月29日、歌手の森進一が長寿番組「徹子の部屋」に出演し、衝撃の事実を告白しました。「今日初めて言うんですけど、やってるんですよ、音楽」。彼が語ったのは、これまで「一般の会社員」とだけ伝えられていた次男について。その次男こそが、あの大谷翔平選手を奮い立たせたアーティスト「はてな」本人だったのです。この記事では、なぜ彼は正体を隠し続けたのか、大谷選手はなぜこの曲を選んだのか、そして今すぐ「はてな」の音楽に触れるための具体的な方法まで、あなたが知りたい情報を徹底的に解説します。
ミステリアスなアーティスト「はてな」の活動の軌跡

アニメタイアップで突如現れた「会社員アーティスト」
「はてな」が音楽シーンに姿を現したのは2020年10月のこと。人気アニメ制作会社MAPPAが手掛けるオリジナルアニメ「体操ザムライ」のエンディングテーマ担当として、その名が発表されました。しかし、アーティスト写真はサーモグラフィーのような曖昧な人影のみで、素顔や経歴に関する情報は一切なし。このミステリアスなプロモーションは、音楽ファンの好奇心を大いに刺激しました。
同年12月、メジャーデビュー曲『夢?』(読み:ゆめじゃない)がリリースされると、そのキャッチーなメロディと、作詞家・いしわたり淳治氏によるストレートな歌詞が瞬く間に話題となります。公式プロフィールには「音楽を通して”今を生きる”人たちの抱く『はてな?』に答え、曲ごとに伝える『はてな?』があり、全ての曲が揃ったとき、ひとつなぎのメッセージとなる」という壮大なコンセプトが掲げられていました。しかし、その正体は依然として謎のまま。ファンはミュージックビデオに隠されたヒントから、様々な憶測を巡らせていました。
匿名戦略の裏にあった固い意志
森進一の告白により、「会社員をしながら音楽活動」というプロフィールが単なる宣伝文句ではなく、事実であったことが判明しました。番組内で森は、次男が成人するのを待ち、自力でオーディションを受けてミュージシャンへの道を切り拓いたと語っています。これは、偉大な父や兄たちの名声に頼らず、純粋に自分の音楽だけで評価されたいという彼の強い意志の表れでした。「七光り」という色眼鏡を断固として拒否するプライドが、「はてな」という匿名性と「会社員」という地に足の着いた肩書に繋がったのです。
大谷翔平はなぜ『夢?』を選んだのか?歌詞との驚くべきシンクロ
球場に響いた「“夢”じゃない」という魂のメッセージ
無名の新人アーティストの楽曲が、なぜメジャーリーグの最高峰で戦う大谷翔平選手の登場曲に選ばれたのでしょうか。その答えは、楽曲『夢?』の歌詞に隠されています。森進一は「(大谷選手が)次男の曲を登場曲にしたいっていって、やってたらしいんです」と嬉しそうに語りましたが、これは単なる偶然ではありません。大谷選手の哲学と、「はてな」が楽曲に込めたメッセージが、奇跡的な共鳴を起こした結果と言えるでしょう。
“夢”じゃない 勝手に“夢”と周りは呼ぶけど
そうじゃない やりたいことをやりたいだけ
“夢”なんてない なりたいものになれないような
そんなつまらない 世界に生まれた覚えはない
出典: 歌詞サイト Uta-Net
近代野球の常識を覆す「二刀流」への挑戦。それは多くの人にとって、まさに「夢物語」でした。周囲は彼の挑戦を「夢」と呼び、期待し、時には無謀だと評しました。しかし、大谷選手自身にとって、それは「夢」ではなく、純粋に「やりたいこと」であり、「なれるはずの自分」への飽くなき探求だったのかもしれません。「勝手に“夢”と周りは呼ぶけど そうじゃない やりたいことをやりたいだけ」という歌詞は、まるで彼の心の声を代弁しているかのようです。この曲は、計り知れないプレッシャーの中で戦う彼が、純粋に野球を楽しむ「野球少年」の心を取り戻すための、特別なスイッチだったのではないでしょうか。
「はてな」からのアンサーソング『翔』
この奇跡的な出会いは、一方通行で終わりませんでした。自身の楽曲が大谷選手に使われていることを知った「はてな」は、WBCで日本中が熱狂に沸いた2023年3月、新曲『翔』(かける)をリリースします。これは明らかに、大谷翔平選手への敬意とエールを込めたアンサーソングでした。正体を明かせない状況でも、音楽を通して二人の魂は確かに繋がり、共鳴していたのです。
なぜ正体を隠した?森家の「最強遺伝子」というプレッシャー
父・森進一、母・森昌子、兄・Taka、弟・Hiro
今回の告白で改めて注目されたのが、森進一・森昌子(元歌手)夫妻から生まれた三兄弟の才能です。その顔ぶれは、まさに「音楽界のサラブレッド」と呼ぶにふさわしいものです。
- 長男: Taka (森内貴寛) – 世界的に活躍するロックバンド「ONE OK ROCK」のボーカル。
- 次男: はてな (本名非公表) – 会社員をしながら音楽活動を行うソロアーティスト。
- 三男: Hiro (森内寛樹) – 若者から絶大な支持を得るロックバンド「MY FIRST STORY」のボーカル。
しかし、この輝かしい血筋は、諸刃の剣でもあります。特に、すでに兄と弟がロックシーンの最前線で成功を収めている中で、同じ音楽の道を志す次男にとって、そのプレッシャーは想像を絶するものがあったでしょう。
「親の事を言わないといけないのでイヤだった」
森進一が番組で語った「(未成年だと)親の事を言わないといけないのでイヤだったらしい。二十歳過ぎてオーディション受けて…」という言葉は、次男の葛藤を何よりも雄弁に物語っています。「森進一の息子」「Takaの弟」という肩書は、キャリアのスタートにおいて強力な武器になり得ますが、同時に一生ついて回る十字架にもなりかねません。自分の音楽や才能が、純粋に評価されないのではないかという恐れがあったのです。
だからこそ、彼は「はてな」になる必要がありました。全ての先入観を取り払い、ゼロから自分の音楽だけで勝負できる場所を求めたのです。兄や弟がラウドなロックサウンドで感情を表現するのとは対照的に、「はてな」の音楽はよりポップで普遍的なメッセージを持つスタイル。その音楽性の違いも、彼が自分自身のアイデンティティを確立しようともがいた証なのかもしれません。そして、その純粋な音楽は、遠くアメリカの地で、最高の聴き手を見つけ出したのです。
【完全ガイド】今すぐ聴ける「はてな」の楽曲と視聴方法
このニュースをきっかけに、「はてな」の楽曲を聴いてみたくなった方も多いはず。ここでは、彼の代表曲と、誰でもすぐに楽しめる視聴方法を具体的にご紹介します。
1. デビュー曲『夢?』 (ゆめじゃない)
- 特長: 大谷翔平選手の登場曲。TVアニメ「体操ザムライ」EDテーマ。キャッチーなメロディと力強いメッセージが特徴です。
- 視聴方法: 公式YouTubeのMVのほか、Spotify、Apple Music、LINE MUSICなど主要な音楽配信サービスで聴くことができます。レトロなゲーム風のMVも必見です。
2. 2ndシングル『声?』 (こえだけが)
- 特長: TVアニメ「Dr.STONE」第2期EDテーマ。壮大な世界観を持つアニメに寄り添う、エモーショナルな楽曲です。
- 視聴方法: こちらも各種音楽配信サービスで配信中です。
3. 3rdシングル『翔』 (かける)
- 特長: 大谷選手へのリスペクトが込められたアンサーソング。疾走感あふれるサウンドが魅力です。
- 視聴方法: デジタルシングルとして各種音楽配信サービスで聴くことができます。
父が語った「血」の真意と、ベールを脱いだ才能の未来
番組で息子の活躍を語る森進一の表情は、一人の誇らしげな父親そのものでした。自分と同じ音楽の道を選び、親の名を借りずに自力で道を拓き、世界の頂点で戦うアスリートにまで認められた息子。その事実を、彼は「血だと思いますね」という一言で表現しました。これは単なる遺伝の話ではなく、息子たちが自らの力で才能を開花させたことへの最大限の賛辞であり、深い愛情の表れに他なりません。
今回、父の口から真実が明かされたことで、「はてな」を巡る物語は一つの区切りを迎えました。しかし、これは終わりではなく、新たな章の始まりです。ベールを脱いだ彼が、これからどんな音楽を奏で、どんなメッセージを私たちに投げかけてくれるのか。そして、Taka、はてな、Hiroという類いまれな才能を持つ三兄弟が、いつか同じステージに立つ日は来るのか。私たちの「はてな?」は、これからも尽きることがありません。


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大谷選手の登場曲が森進一さんの息子さんの曲とは驚きですね!皆さんが好きな選手の登場曲や、自分を奮い立たせる曲があれば教えてください!